このページは JIRA 4.0 RC1 Release Notes (2009年9月24日時点) から一部を抜粋し翻訳したものです。スクリーンショットは英語版のものです。各リンク先は英語です。
JIRA 4.0 RC1 ハイライト:
JIRA 4.0 RC1 ハイライト
進化した検索機能
特に JIRA のように開発チームの中心で使用されるようなシステムにおいては、検索能力は決して軽視できるものではありません。
JIRA クエリーランゲージ (あるいは JQL) は JIRA の検索能力を全く新しいレベルに高めました!
JQL は、AND、OR、NOT、NULL、EMPTY などを含む論理演算をサポートする構造化クエリーランゲージです。--- カスタムフィールドでさえも対象になります。
この JQLは、"DBA" が何を意味するのか分からない人たちにとってさえも簡単に使うことができます。入力を始めると、オートコンプリート機能がフィールド、演算子、値の提案を始め、クエリーの定義を助けます。
実際に興味を持っている課題について、詳細な統計情報とチャートを見られるだけではなく、詳細フィルター機能により、RSS フィードや Eメール購読の機能を使って最新の情報を得られるように設定することもできます。
ダッシュボードガジェット
それがバグのトラッキングであろうと、開発プロセス全体の管理であろうと、JIRA ダッシュボードは、あなたがもっとも重要だと考えていることについての最新情報を提供することができます。
最新型の JIRA ダッシュボードはただ見た目が素晴らしいだけではなく、業界標準の 'ガジェット' を使うことができるようになりました。したがって、(たとえば iGoogle のような) 他の場所に JIRA のガジェットを表示することはもちろん、外部のガジェットをあなたの JIRA ダッシュボードに追加することもできます。
異なるレイアウトを選択したり、多くのガジェットを追加したり、ガジェッドをドラッグして場所を移動させたり、それぞれのガジェットの見た目を変更したりすることにより、簡単にダッシュボードをカスタマイズすることができます。
あなたのお気に入りの JIRA ポートレットはどうなるのでしょうか? 心配しないでください。以前に JIRA とともに出荷されたすべてのポートレットはガジェットに変換されています。
もしあなたがプラグインデベロッパーで、あなた自身のポートレットを作成している場合は、ポートレットをガジェットに変換するための取扱説明書をご覧ください。
アクティビティストリーム
新しいアクティビティストリームは、まさに今起こっているアクティビティや、直近の1時間や直近の2、3日内に起こったアクティビティを表示し、あなたに最新情報を提供し続けます。
あなたがもっとも必要とする場所に、アクティビティストリームを表示することができます。 — ユーザープロファイル、プロジェクト概要、そして課題閲覧画面に、です。
アクティビティストリームはまた、 RSS フィードをあなたに提供します。あなたにもっとも関連のある情報に限定した、非常に特定的な RSS フィードを購読することを可能にします。
より詳細な情報についてはドキュメンテーションをご参照ください。
チャート作成が標準機能に
チャート作成機能を JIRA に組み込み、またデザインも新しくしました。
- "最近作成された課題" のレポート と ガジェット — 課題が作成された比率を表示します。
- "作成された課題 vs 解決された課題" のレポート と ガジェット — 指定された期間における、作成された課題数 vs 解決された課題数、を表示します。
- "解決に要した時間" のレポート と ガジェット — 課題の解決に要した平均時間を表示します。
- "パイチャート" のレポート と ガジェット — 選択した統計情報に基づいて、特定の課題フィルター (あるいはプロジェクト) からの検索結果をパイチャートに表示します。
- "ある日付以降に作成された課題数" のレポート と ガジェット — あなたが選択した日付フィールド (たとえば '作成された') に当てはまる課題の数を、選択した日付以降について表示します。
- "平均時間" のレポート と ガジェット — 未解決課題の平均時間 (日数) を表示します。たとえば :
また、チャート作成プラグインにあった "解決時間" のフィールドは、JIRA の標準機能の一部になりました。したがって、新しい JIRA では自動的に全ての課題の解決時間が記録されます。
最新型のヘッダー
最新型の JIRA ヘッダーにより、あなたはよく使う機能のすべてに素早くアクセスできるようになります。さらに速く課題を作成できるようになりました!
クリックするとズームします:
もしマウスによるクリックよりもキー操作の方がお好きであれば、キーボードから新しいヘッダーメニューを操作できることは特にうれしいことでしょう。
"履歴" の常置
最近閲覧した課題のリストが JIRA のデータベースに貯められるようになりました。 — したがって、異なるマシンを使っていたり、ログアウトして再度ログインした後でも、最近閲覧した課題のリストの利用が可能です。